ヘリカルCTスキャン

ヘリカルCTスキャンの特徴

ヘリカルCTスキャンとは従来のCTとは異なり、広い範囲を連続して撮影できる画期的なスキャン方法です。検査時間の短縮や被曝線量の低減ができます。
従来の撮影では、20枚撮影するのに20分程度かかり、その間20回の呼吸停止をせねばならず患者さんにとって大きな負担となっておりました。一方、ヘリカルCTスキャンでは20秒の息止めですみ、また検査時間も10分の1となる2分で終了となりました。患者さんの苦痛は大きく低減され、また被曝量も少なくすることができるのがこの機械の特徴です。

また、それにより撮影の精度も上がります。従来のCTの撮影では1スキャンごとに呼吸停止が入るために撮影の位置が一定せず、連続性のない画像となってしまい、結果として小さな病変を見逃す可能性がありました。しかしながら、ヘリカルCTはそのようなことがなく、従来のものよりも精度の高い画像が得られるようになりました。肺の小さな病変に対して連続性の高い画像が得られるために微小な肺がん等の病変を診断できるようになったのです。

検査でわかること

ヘリカルCTスキャンを受けることで、頭部(脳腫瘍、脳出血、脳梗塞等)、胸部(肺がん、肺炎等)、腹部(肝臓、胆のう、膵臓、腎臓の腫瘍等)など、全身の病変を精密に検査、診断できます。

一度検査をお勧めする理由

ヘリカルCTは従来のCTよりも、より精度の高い診断をすることが可能となりました。これまでどのような検査でも原因がわからなかった方や、より細やかな診断を受けたいという方にもお勧めの検査です。

よくある患者さまの質問

Q1. 衣服に制限はありますか。

A1. 特にありませんが、過度に体を締め付ける服装や脱ぎにくい服装はお勧めいたしません。女性の場合、ストッキングは正しい測定及び検査を実施するためにも、あらかじめ脱いでいただけますようお願いします。また、ガードルは腹部が圧迫されてしまいますのでこちらもあらかじめお脱ぎ下さい。

Q2. コンタクトレンズは外さなくてはいけませんか?

A2. コンタクトレンズを着用の方はそのままで結構です。ただし、眼底・眼圧の検査を実施する際に、外していただく必要がありますのでコンタクトレンズのケースをご持参いただくようお願いします。

Q3. 前日当日の食事制限について教えてください。

A3. 検査の内容によっては前日夜から食事を控えていただく場合があります。その場合には事前にお知らせします。食事制限があるにもかかわらず間違えて食べてしまった場合は速やかにお知らせください。

Q4. 何時間くらいかかりますか?

A4. 検査項目により異なりますが、受付から説明、検査および結果説明まで含めますので十分なゆとりをもってご来院ください。お時間が心配な方は事前に受付までお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ 03-3550-2256