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麦島内科クリニック
〒179-0082東京都練馬区錦1-21-1
   03-3550-2256

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麦島内科クリニック概要
 医 院 名: 医療法人社団清真会
麦島内科クリニック
 診療科目:
一般内科、糖尿病内科
神経内科、循環器内科
呼吸器内科、皮膚科
放射線科、胃腸科
リハビリテーション科
 医  師:
院長 麦島清純
理事長 麦島真理
ほか医師6名
 資  格:
内科認定医
神経内科専門医
放射線科専門医
糖尿病専門医
糖尿病指導医
認定産業医
 住  所: 〒179-0082
東京都練馬区錦1-21-1
電話


 診 療 時 間
 


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よくある病気の解説

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 糖尿病

糖尿病とは

糖尿病とは、すい臓から分泌されているインスリン(血糖を調節するホルモン)が不足したり、インスリンの働きが悪かったりするために、血糖値と呼ばれる血液中のブドウ糖濃度が増え、身体にさまざまな障害が起きる病気です。糖尿病というと、その字のままに「尿に糖が出る病気」というイメージがありますが、実は血液中の糖分つまり血糖の割合が高くなる病気です。糖尿病と診断されても、血糖値のコントロールができれば普通の健康人と何ら変わりのない生涯を過ごすことができます。自己管理が大切な病気です。
しかし、発病の初期は自覚症状がないので、病気と気づかずに、そのまま放置しがちです。糖尿病の3大合併症といわれる網膜症、腎症、神経障害などの重大な合併症を招き、生活の質(QOL)が低下します。

糖尿病の原因

糖尿病は、遺伝的な体質と生活習慣などが原因となって発症します。両親・兄弟・祖父母・親の兄弟の血のつながりのある方に糖尿病があると、遺伝的には糖尿病になりやすい可能性はあります。昔は素質があっても、食料事情が悪かったため、発病しない人が多く、家族に糖尿病の人がいなくても安心はできません。
1
食事の食べすぎ
2
運動不足遺伝(体質的にインスリンの分泌量が少ない)
3
老化による膵臓機能の低下
4
薬剤(副腎皮質ホルモン剤や抗精神薬など)の副作用
5
身体的、肉体的ストレスによるインスリン作用の低下
6
妊娠

糖尿病の症状

糖尿病は、多くの場合無症状で始まります。症状のない時期に糖尿病を発見することが重要です。
糖尿病の自覚症状としては以下のようなものがあります。
1
のどがよくかわくようになった
2
体がだるく疲れやすくなった
3
尿の量と回数が多くなった
4
食事を減らしてないのに体重が急に減った
5
お腹がすくようになった
しかしながら、糖尿病の初期症状として痛みなどはないため、わかりにくく、健康診断などで血糖値の異常を指摘されるまで全く気づかない人がほとんどです。血糖値126mg/dl以上の状態が続きますと、糖尿病の症状が現われ、逆に70mg/dlを下回ると、冷汗・動悸・手足のふるえなど、低血糖の症状が起きることがあります。

糖尿病の検査

血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)検査などの血液検査を1ヶ月ごとに定期的に行ないます。血糖値は食事にかなり影響するので、採血の何時間前に食事を食べたのかを把握しておきましょう。HbA1c検査は1~2ヶ月前から検査当日までの血糖管理状態を調べるための検査です。6.5%以上ですと糖尿病が強く疑われます。正常値は4.3~5.8%で血糖値が高いほど、HbA1cは高くなります。
その他にも合併症がないかどうかをみるために尿検査や腎臓・肝臓の血液検査をします。ちなみに、尿に糖分が混じる尿糖は、血糖値が180mg/dl前後以上ならないと、出てこないため、糖尿病の診断には尿糖を調べるだけでは不十分で、血糖値を調べる必要があります。

糖尿病の診断

血液中のブドウ糖の値(血糖値)が、ある一定を超えた場合に糖尿病と診断されます。具体的には、空腹時血糖値(食後8時間以上絶食)が126mg/dl以上もしくは、食後の血糖値またはブドウ糖負荷後の2時間血糖値が200mg/dl以上だった場合、別の日にもう一度確認し、あてはまれば、糖尿病であると診断できます。
また、血糖が正常より高い人を境界型といい、将来的に糖尿病になりやすく、動脈硬化も促進されやすいと言われています。糖尿病であるかどうかは、朝食食べずに、朝に空腹時血糖値を測って診断します。血糖値は高すぎても低すぎても問題です。空腹時の血糖値検査の結果、糖尿病が疑われた場合は、詳しい検査を行い、糖尿病であるか診断をします。

糖尿病の正確な診断基準

糖 尿 病 と 境 界 型 の 診 断 区 分 と 判 定 基 準
1
早朝の空腹時血糖値が126mg/dl以上
2
75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値が200mg/dl以上
3
随時血糖値が※200mg/dl以上 ※随時とは食後の任意の時間のことです。食前でも問題ありません
4
早朝の空腹時血糖値が110mg/dl未満[5]75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値が140mg/dl未満
上記1から3のいずれかの血糖値が確認された場合、糖尿病型と判定します。[4]および[5]の血糖値が確認された場合、正常型と判定します。糖尿病型もしくは正常型のいずれにも属さない場合には境界型と判定します。

別の日に行った検査で糖尿病型が再度確認された場合には糖尿病と診断します。
ただし、次の1から4のいずれかがある場合は、1回の検査で糖尿病型であれば、糖尿病と診断します。
1
糖尿病の典型的な症状(多飲、口渇、多尿、体重減少)がある。
2
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が6.5%以上。
3
過去に糖尿病型であったことがある。
4
確実に糖尿病性網膜症がある。

糖尿病の合併症

糖尿病になると、さまざまな合併症が起こります。動脈硬化が進行し、心筋梗塞、狭心症などの心臓の病気、脳梗塞などの脳卒中、足の閉塞性動脈硬化症など重大な病気にかかりやすくなります。糖尿病の3大合併症は糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症のことをいいます。糖尿病性網膜症は眼の網膜に出血が起きるなどして、失明することがあります。日本人の失明の原因で最も多いのが糖尿病性網膜症によるものです。糖尿病性腎症は腎臓が機能しなくなり、尿の蛋白が増えて、腎不全を起こします。
ひどくなると透析が必要になることもあります。糖尿病性神経障害は足を切断する必要が出てくる足壊疽(えそ)、排尿障害・インポテンツ、下痢、便秘などの自律神経障害や足がしびれる末梢神経障害があります。その他にも歯周病や脈拍の異常、白内障、膀胱炎、肺炎、気管支炎、こむらがえりや筋萎縮、などの合併症があります。

糖尿病の治療法

糖尿病の治療には、大きく分けて食事療法、運動療法、薬物療法の三つに分けられます。その中でも、最も重要なのは食事療法で、糖尿病治療の基礎となるものです。血糖値をできるかぎり正常に近くすることで、これにより合併症の予防も可能です。動脈硬化性疾患自体は、血糖だけ良くても発症を防止することはできません。高血圧、脂質異常症(高LDL(悪玉)コレステロール血症・低HDL(善玉)コレステロール血症・高中性脂肪血症)、喫煙など他の動脈硬化を促進させる要因もコントロール・治療することが重要となってきます。また、生活習慣を変えることは、インスリンの働きを改善する作用があり、効果的です。初期で軽度の糖尿病であれば、食事療法をしっかりすれば、かなり改善します。治療を始める前には、必ず医師と相談の上、自分にあったものを行うことが大切です。

食事療法(糖尿病の治療法)

食事療法
適正な体重と適正なエネルギー量の算出の方法
食事療法のポイント
1
適正なエネルギー量(カロリー量)に食事をおさえる。
2
栄養はバランスよく(糖質 たんぱく質 脂質)とる。
3
食事は三度決まった時刻にとり、一度にまとめ食いはしない。

食事療法で推奨される指示エネルギー量
1
炭水化物:55~60% 
御飯やパンに多く含まれています。
2
脂質:20~25%
脂質の摂取は、中性脂肪や悪玉コレステロールにも影響してきます。特に、動物性脂肪の脂質を減らしましょう。
3
たんぱく質:15~20%
たんぱく質は筋肉をつくるために必要な栄養素で、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質をバランスよくとるのがいいでしょう。

運動療法(糖尿病の治療法)

運動療法
運動療法は、食事療法と並ぶ糖尿病治療の中心となるものです。特に、日本人の95%を占める2型糖尿病の治療には食事療法とともに欠かせません。運動をすることにより、糖分が消費されます。インスリンを節約し、すい臓を休めることができます。
末消への血流がよくなるため、手足のしびれなどの神経障害が改善されます。人によっては、運動が病状を悪化させるため、運動をしないほうが良い場合もあります。運動療法も食事療法と同様に必ず医師の指示に従い、自分にあったものを行うことが大切です。
運動療法は、食事療法と併用すると相乗効果となります。適度な運動を行うと、インスリンの働きがより活発になり、血糖値が下がります。ウォーキングやジョギング、固定式自転車、水泳など、比較的軽い運動を長く続ける有酸素運動をおすすめです。運動を続ける時間がない方は、買い物、通勤の際には歩く距離を増やし、生活に無理のない程度にするのも、続けていくうえでは有効でしょう。
1
運動を開始したら、最低15分以上続けましょう。
2
運動を開始する時間は、食後1時間以上たってからがよいです。
3
事故防止のために、運動開始前の準備体操と、運動終了前の軽めの運動を組み合わせましょう。
4
空腹時の運動は、低血糖がおこる危険性があるので、注意深く観察しながら行います。低血糖症状がある場合は中止することが必要です。
血糖値は食後1~2時間くらいが最も高い状態になりますので、そのときに運動を行うことが適切です。逆に、空腹時など血糖値が低い時に運動を行うと、ブドウ糖が消費されて低血糖を引き起こす可能性があります。運動はインスリンの感受性を高めます。運動により高まったインスリン感受性の効果は3日以内に低下し始め、1週間でほぼなくなります。そのため、インスリンの感受性を高めるためには、運動を1週間に最低3回くらいは行うことが大切です。

糖尿病の予後

糖尿病の薬を飲み始めても、食事療法、運動療法によって、薬を飲まなくても血糖値が正常の範囲内になり薬をやめることができることもあります。しかし、高い血糖値が続くと、しびれや疲れやすさなどの合併症がでてきます。

糖尿病の注意点

症状がないため、糖尿病の薬を飲まなくなってしまう方もいらっしゃいますが、定期的に血液中の血糖値、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を測り、適切にコントロールすることが、動脈硬化の進行を抑えて脳梗塞や心筋梗塞などの予防になります。

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