運動療法
運動療法は、食事療法と並ぶ糖尿病治療の中心となるものです。特に、日本人の95%を占める2型糖尿病の治療には食事療法とともに欠かせません。運動をすることにより、糖分が消費されます。インスリンを節約し、すい臓を休めることができます。
末消への血流がよくなるため、手足のしびれなどの神経障害が改善されます。人によっては、運動が病状を悪化させるため、運動をしないほうが良い場合もあります。運動療法も食事療法と同様に必ず医師の指示に従い、自分にあったものを行うことが大切です。
運動療法は、食事療法と併用すると相乗効果となります。適度な運動を行うと、インスリンの働きがより活発になり、血糖値が下がります。ウォーキングやジョギング、固定式自転車、水泳など、比較的軽い運動を長く続ける有酸素運動をおすすめです。運動を続ける時間がない方は、買い物、通勤の際には歩く距離を増やし、生活に無理のない程度にするのも、続けていくうえでは有効でしょう。
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運動を開始したら、最低15分以上続けましょう。
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運動を開始する時間は、食後1時間以上たってからがよいです。
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事故防止のために、運動開始前の準備体操と、運動終了前の軽めの運動を組み合わせましょう。
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空腹時の運動は、低血糖がおこる危険性があるので、注意深く観察しながら行います。低血糖症状がある場合は中止することが必要です。
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血糖値は食後1~2時間くらいが最も高い状態になりますので、そのときに運動を行うことが適切です。逆に、空腹時など血糖値が低い時に運動を行うと、ブドウ糖が消費されて低血糖を引き起こす可能性があります。運動はインスリンの感受性を高めます。運動により高まったインスリン感受性の効果は3日以内に低下し始め、1週間でほぼなくなります。そのため、インスリンの感受性を高めるためには、運動を1週間に最低3回くらいは行うことが大切です。