麦島内科クリニック

2018.01.25更新

こんにちは。理学療法士の水野です。今回は、転倒を防ぐ際にやってしまいがちなこと。実はよくない引く動作です。前回は不安定な物や床からの立ち上がりについて書かせていただきました。理学療法士のリハビリテーションではよく物品を使用しますが、平行棒や壁などの安定したものにも危険が潜んでいます。すぐにどうこうといったことは少ないながらも、長い目で見るとバランス戦略に大きな影響を及ぼします。

図①でご説明すると、背中が伸びている・いないに関わらず後ろに倒れる力が強く生じていることがわかります。この図から棒を消した所をイメージして頂くと後ろに倒れる場面が容易に想像できると思います。リハビリテーション職種がこのような方の治療計画を立てる際、体自体が前方に移動する力を生み出す必要性をかなり早い段階で考えます。上半身や膝だけで前に行こうとする反応が生じることがあり、これが原因で「背骨が丸い」「膝が痛い」といった状態になる方もいらっしゃいます。

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図②が正しく支えたものです。赤い線は重心線の大まかな位置です。ご自身の体のイメージを作り、日常的に気を付けていきましょう。このようなバランス戦略の方を治療する上で考える要素の例と安全な訓練の例をご紹介します。

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治療の要素

①足の裏全体で体重を支える感覚を作る。

②背中を丸めるのではなく、股関節を軸にして骨盤を立てるように変える。

③ふくらはぎ・ももうらの筋力と柔軟性を再獲得する。

図③はお一人で行える比較的簡単で安全な訓練紹介です。
椅子に座り、机の上を片手や両手でタオルなどを持ち、ひじを伸ばして前後左右に体全体で拭く動作(サンディング)※ただし、おひとりで座れない・強いめまい症状・圧迫骨折治療中や神経症状の強い方は主治医に確認をしてから実施してください。

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投稿者: 麦島内科クリニック

2018.01.12更新

~リハビリテーション科ブログ~

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