麦島内科クリニック

2018.11.29更新

打撲

皆さんは、頭をぶつけた際にどのようなことを考えますか?

出血していなければ問題ないと判断してしまう方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、頭の打撲はたとえその時に問題がなくても、後に症状が出てくることもありますし、生命に関わるような事態になってしまう事もあります。

今回は頭を打った際の注意点を挙げていきたいと思います。

 

<注意点1>

・意識障害や頭痛・吐き気があった場合は直ぐに医療機関へ

「脳震盪」という単語を聞いたことがあるかと思いますが、意識障害や吐き気・頭痛などに代表されるような諸症状があった場合は脳震盪の可能性が高いです。

一般的に脳震盪と聞くと、あまり重篤な状態ではないと考えられてしまいますが、それは大きな間違えです。

今回は割愛しますが、予後重篤な後遺症を引き起こしたり、最悪の場合死に至る可能性があるため、必ず医療機関でCT検査を実施してもらいましょう。

ここでの注意点は、MRI検査やレントゲン検査ではなく、先ずはCT検査をおすすめするということです。

CT

 <出血により脳が圧迫されている様子>

 

<注意点2>

・直ぐに症状がなくても、こんな症状があれば医療機関へ

①吐き気が出現し、繰り返し嘔吐する。

②ひきつけ、けいれんを起こす。

③頭痛が出てくる。

④頭がボーッとして物忘れが酷くなる。

⑤手の力が入りにくい。

⑥フラフラする等の歩行障害がある。

⑦直ぐに眠り込んで、呼びかけたり体を揺すっても起きない。(頭を打った後、眠る際は3~4時間おきに軽く声をかけ意識があることを確認すると良いです)

⑧会話中の受け答えがおかしく、見当違いのことを話す。

⑨目が見えにくい、焦点が定まらない、物が二重に見える等の症状を訴える。

⑩鼻や耳から水のようなもの(ティッシュでふき取ると黄色みがかる)が流れてくる、血液が混ざっている。

⑪元気がない、機嫌が悪い。(子どもの場合はずっと泣き続けている)

 

※お子さんや高齢者の場合は、本人が自覚症状を上手く伝えられないことがあります。

ご家族の方も注意点をよくお読み頂き、普段と様子が違うようなら近隣医療機関にご相談ください。

 

このように、頭を打つことには沢山の危険が潜んでいます。

単純に「頭を打った」ということだけで済まさず、少なくとも2~3日は注意して過ごすことが必要です。

また、一カ月以上経ってから症状が出てくることもありますので、そちらも覚えておくと良いかもしれません。

 

麦島内科クリニックでは当日予約不要にて頭部CT検査を実施できます。

頭を打って、何かご心配なことがあれば当院まで是非お越しください。

 

 

 

投稿者: 麦島内科クリニック

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